"Evernoteでライフログ"の3つの方法
昨日、ライフログ3つのルールとEvernote【書評】人生は1冊のノートにまとめなさいというエントリを書きました。本書を読んでから、完全にライフログにはまっています。まだログをとり始めて間もないですが、いろいろな方法を試しながらEvernoteにログを集約するようにしています。
ただログをとるだけではもったいない!
でも、ログをとったからには、それを活かしていきたいですよね。
"人生は1冊のノートにまとめなさい"では、ライフログの効果を最大限に発揮する3ステップとして、
- ステップ1. 書く
- ステップ2. 貼る
- ステップ3. 読む
が挙げられています。中でも繰り返し強調されているのが、「ステップ3. 読む」がとても大切だということ。
書いたものは読まないと意味がありません。
とまで言われています。
目指すは、ずっと見ていて楽しい「開きたくなるノート」
あとで見たときに、そのときの興奮や雰囲気がよみがえるようなメモの残し方、場の雰囲気がよくわかる資料の残し方などを工夫しておけば、「今日のこの体験は、ノートにどうまとめようか」と考えるようになります。
こうしてできたノートは、ことあるごとにめくってみたくなる。読み返して考えたことを踏まえて、さらに記録に工夫を凝らすようになる。
このようにいい循環が生まれます。
じゃあ、Evernoteで見返すのが楽しいのは、どんなノートでしょうか。
そりゃもう
であったり、
であったり、
であったり。画像、位置情報があったほうが、見返したとき楽しいに決まってる!そして欠かせないのが、タイムスタンプ!時間を手軽に記録できるかどうかも、ライフログをとるうえで大きな条件となります。
それをiPhoneで実現するために、いくつかのアプリを使ってライフログをとり比べてみました。ぼくが試してみた、タイプ別、ライフログのとり方を提案していきます。
タイプ1:3つのステップを存分にたのしみたい!<FastEver + AwesomeNote>
先に挙げたように、効果発揮の3つのステップは「書く」→「貼る」→「読む」です。そして「読む」ためにも、読み返したくなるようなノートにするためにも、「書く」と「貼る」が大切です。〜やり方〜
まず下準備として、AesomeNoteにライフログ用のノートブックを作成し、Evernoteと同期し、FastEverの保存先をそのノートブックにしておきます。あとは、
「書く」:FastEverであらゆる記録をとり、保存保存保存!(このとき、勝手に位置情報が記録されます)また、写真もいっぱい撮っておきます。
「貼る」:一日の終わりに30分ほど時間をとり、AwesomeNoteをEvernoteと同期すると、FastEverでとった記録がAwesomeNoteで見れるようになります。そこで、各記録を見返しながら、画像を添付していきます。
これで画像、位置情報ともに記録されているノートの完成です!AwesomeNoteはとても美しいUIをしたアプリなので、読み返すのもとても楽しいです。
でも、これめんどくさくない?そんな方には
タイプ2:手間は最小限におさえたい!<瞬間日記>
これはとても簡単です。ふとしたときにアプリを立ち上げ、行動を記録→保存。また、記録→保存。そして一日の最後にエクスポートでEvernoteにメールを送ればおしまい☆記録するときに一緒に画像を添付することができますし、位置情報も設定つけるように設定できます。詳しくはこちらを。無料アプリ瞬間日記が行動記録を取るのにとてつもなく便利 | goryugo, addicted to Evernote これを読めば瞬間日記でのライフログのとり方のすべてがわかります! |
ただ、瞬間日記のアプリは無料ですし、この方法はかなりの手間いらずなので、一番気軽に実践できると思います。
タイプ3:手書きの「空気」を残したい!<FastFinga>
"人生は1冊のノートにまとめなさい"では、アナログが推奨されています。それは、「空気」が残せるから。じっくり丁寧に書かれた字なのか、走り書きなのか、イラついた字なのか。それだけでも多くの「空気」をアナログノートでは残すことができます。それ、デジタルでできないかなぁと考えてみたとき、こいつを思い出しました。
使ってみると、結構いい感じです。まず、位置情報残せます。画像添付できます。タイムスタンプ押せます。文字を書く画面のツールバーや、入力形式を自分好みに設定することができるので、ササッと文字を書く環境を整えることもできます。iPhoneで手書き文字、結構いいですよ!不満点を挙げるとしたら、ノート毎に題名を入力しないと「名称未設定」となってしまうところ。日付が入ってくれれば、言うことなしでした。