失敗したもん勝ち 〜「挫折力」を読んで学んだこと〜

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ただ今、絶賛部屋の断捨離中(なかなか進んでない)です。断捨離をはじめたのは、もちろん「不思議なくらい心がスーッとする断捨離 (王様文庫)」を読んだからなのですが、今回の本に背中を押されたこともまた事実です。

割り切って一つ歩を進め、捨ててみる。すると視界が変わることがわかる。これまで見えなかったものが見えるようになり、「捨ててよかった」とさえ思えるようになる。
捨てて、視界が変わるのか試してみたい。”捨て上手”になりたい。そう思わせてくれた本のご紹介です。

あれかこれかで迷ったら

大きな決断、小さな決断。常日頃から取捨選択のオンパレードです。「飲み物どれにしよう?」というものから人生を左右する決断まで様々ですが、できれば後悔しない選択をしたいもの。とはいえ「あれにしようかこれにしようか」ですんごく迷ったならば、たぶんどちらを選んでも多かれ少なかれ「違う方選んでいたら。。。」という思いは生まれてきます。その思いは、決断を開き直れるかどうかで大きくなるか少なくなるかが決定するように思います。たとえ選択に失敗したとしても、「選んだもんは仕方ない」と思えたもん勝ちです。
本当に大事な決断を下さねばならないときは、ほとんどの場合、あれかこれかだ。結果的に失敗しても後悔しないものの決め方は、自分の好きなほうを選ぶことである。
いざという時の判断基準をあらかじめ決めておけば、必要以上に迷うことなく割り切れます。そこで大切にしたいのが”好き”という気持ち。好きじゃない方を選択してなおかつそれが失敗に終わればもう悲惨です。どちらを選んでも後悔するとしても、好きな方を選べば幾分まし。難しく考えすぎず、単純に好きな方を選ぶという判断基準を持っておくことは結構大事かもしれません。

いつ何時チャンスが巡ってくるのかは誰にもわからない

運のめぐり、風のめぐりは人それぞれだ。自分の風が吹いて「風車」が回り出すまで、じっくり力を蓄えるほうが結局うまくいく場合が多い。
「チャンスを”つかむ”」という言い方をよくしますが、確かにチャンスは”作り出す”というより”つかむ”という側面の方が大きいように思います。「箸もめんつゆも準備していなければ、流しそうめんは食らえない」のと一緒で、チャンスをつかみ取るためには間違いなく備えが必要です。チャンスを見極め、活かす力を、じっくりじっくり、チャンスが来るそのときまで蓄えておくことこそが、今の自分にできることだと感じています。もがき苦しむ中からチャンスが作り出されることもあるかもしれません。それは誰にもわかりませんが、チャンスが何なのかもわかりませんが、備える努力は怠らないようにしたいものです。

大いに挫折すればいい

挫折を経験し、それを乗り越えていくときに一つのドラマが生まれる。ものの見方に幅が生まれるし、人と違う個性をアピールできることにもなる。
”失敗は成功のもと”と言います。まさにそうだと思うんです。トライ&エラーならまだいいほう。トライ&エラーエラーエラーでも、すんごい失敗したとしてもまたトライするくらいの気持ちを持ちたいです。失敗を望む必要はありませんが、失敗に悲観する必要もない。そんな心持ちでいたいものです。
親が子どもに自分の失敗を隠すような生き方をするのは間違いだ。
そして、自分がした数々の失敗を隠す必要もありませんし、成功ばかりを要求する必要もありません。それは子どもに対しても、生徒に対しても。成功ばかりを要求すると、失敗への恐怖感が植え付けられます。チャレンジが欠如してしまい、見方が拡がらなくなってしまいます。そうならない、ならせないためにも、自分の失敗は大いに語り、失敗してもどうってことはないってことを感じ取ってもらうおとも、実はとても大切なことなんじゃないかと思います。「失敗してもいい話のタネができるからええか」くらいの気持ちで、チャレンジしていこうと思います。

おわりに

「失敗を恐れず、チャレンジする」っていうのは、いうのはカンタンですがやるのは難しい。重々承知していますが、まぁ難しい難しい言うて何にもしなかったら何にも起こることはないわけなので、物怖じしそうな時ほど「えいやっ!」という気持ちで飛び込んで行く決意を新たにしたわけでした。

では、お読みいただきありがとうございました。


挫折力

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